この本を書いた理由
近年は生成AIを活用することで、プログラミング初心者でも簡単にコードを作成できるようになりました。
一方で、AIが生成したコードが何をしているのか、正しく動くのか、修正しても問題ないのかを判断するには、プログラミングの基礎知識が欠かせません。
私自身、普段の開発業務でもAIを活用していますが、コードを理解して判断する力は、むしろ以前より重要になっていると感じています。
そこで本書では、C#の文法を覚えるだけでなく、コードの動きを理解し、自分で考えて判断できるようになることを意識して解説しました。
本書で学べること
本書は、大きく分けて「基本文法」「オブジェクト指向と実践的な構文」「アプリ開発」の3段階で構成しています。
C#の基本文法
前半では、変数・データ型・演算子・条件分岐・繰り返し処理など、C#の基本文法を学びます。
さらに、配列やList、Dictionaryなどのコレクション、メソッド、LINQについても取り上げています。
初めてC#に触れる方でも、実際にコードを動かしながら少しずつ理解を深められる構成にしました。
オブジェクト指向と実践的な構文
中盤では、クラスやオブジェクト指向の基本から、record、null、例外処理、async/awaitによる非同期処理までを扱います。
文法の使い方だけでなく、どのような場面で必要になるのか、どのように使い分けるのかも意識して解説しています。
タスク管理アプリの開発
後半では、それまでに学んだ知識を活用して、コンソールベースのタスク管理アプリを作成します。
タスクの追加・一覧表示・完了・検索といった機能を段階的に実装し、最後はJSONファイルへのデータ保存・復元まで進めます。
単に文法を学ぶだけで終わらず、学んだ知識を組み合わせて一つのアプリを作る経験ができるようにしました。
なお、各章に対応したサンプルコードも用意しているため、実際の動作を確認しながら学習できます。
こんな方におすすめ
本書は、特に以下のような方を想定しています。
- これからC#を学び始めたい方
- C#の基本文法を体系的に学び直したい方
- 文法を学んだあと、簡単なアプリ開発に挑戦したい方
- AIが生成したC#コードを、自分でも理解できるようになりたい方
また、生成AIを使ってプログラミングを始めたものの、生成されたコードを十分に理解できていないと感じている方にも役立つ内容を目指しました。
なお、本書はC#の基礎学習を中心とした内容です。ASP.NET CoreによるWebアプリ開発やデータベース設計などを詳しく扱うものではありません。
Kindle+でも読めます
本書の価格は980円で、Kindle+(旧Kindle Unlimited)の対象作品にもなっています。
Kindle+会員の方は、追加料金なしでお読みいただけます。
AI時代のC#実践入門
C#の基本文法からオブジェクト指向・非同期処理・タスク管理アプリ開発まで、実際にコードを書きながら学べるKindle本です。生成AIが作成したコードを読み解き、判断する力も重視しています。
Kindle+(旧Kindle Unlimited)会員の方は、追加料金なしで読めます。
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前著『Visual Studio 2026 実践入門』との違い
2026年7月に出版した前著『Visual Studio 2026 実践入門』では、Visual Studioの基本操作やデバッグ、GitHub連携など、開発環境の使い方を中心に解説しました。
一方、今回の『AI時代のC#実践入門』は、C#の文法やコードの理解に重点を置いています。
開発環境の操作を学びたい方は前著、C#そのものを体系的に学びたい方は本書という形で、目的に応じて活用していただければと思います。
おわりに
これまでブログでは、C#やVisual Studio、ASP.NET Coreなどに関する技術記事を公開してきました。
今回の書籍では、C#の基礎知識を順番に学び、実際のアプリ開発まで経験できるようにまとめました。
AIを活用する時代だからこそ、コードを理解する基礎力を身につけるための一冊として、少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。