Python3エンジニア認定基礎試験に合格することができたので、使用した教材や勉強方法についてまとめてみます。
勉強期間は約3週間で、トータルの勉強時間は20時間ほどでした。
受験前のスペック
- 駆け出しエンジニア(エンジニア歴2ヶ月)
- 業務でPythonは一切使わない
- Pythonは初歩的な文法がわかる程度
受験理由
- Pythonを習得して機械学習等にチャレンジしてみたかった
- 会社で資格取得の奨励金がもらえた
使用教材と勉強法
王道の対策はPythonチュートリアルを読むことだと思いますが、機械翻訳的な文体が苦手でほとんど読みませんでした。
代わりに以下の動画や講座を活用しました。
Udemy「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」

Udemyで非常に人気のあるPythonの入門講座で、Pythonの文法を網羅的に学ぶことができます。
試験対策のためであればセクション1~7を見れば十分です。
クロージャー、デコレーター、抽象クラス、スタティックメソッドなどは試験範囲外のため飛ばしましょう。
完璧に理解しようとするのではなく、ざっとPythonでできることをさらう程度にすることを意識しました。
YouTube 「Python 3 エンジニア認定基礎試験 合格への勉強方法」
全46回にわたって、試験範囲の文法のみをコンパクトに紹介している動画です。
ある程度Pythonの知識があってなるべく教材にお金をかけたくない場合は、この動画だけでも十分に合格できるかもしれません。
なるべく手を動かしつつも、完璧は目指さずにサクッと終わらせましょう。
DIVE INTO EXAM(模擬試験)
最初に会員登録が必要ですが無料かつ難易度がほどよいので、合格点が安定して出るまで何度か解くことをおすすめします。
PRIME STUDY(模擬試験)

DIVE INTO CODEの模試より考えたり計算する問題が多く、難易度は少し高めです。
模試を解いてわからなかったところは、適宜ネットや書籍で調べましょう。
間違えた箇所だけでなく周辺知識も固めるように調べるのがポイントです。
Python実践入門

文法が体系的かつ詳細にまとめられているので辞書的に使用しました。
試験範囲外のより高度な記載も多いためこの試験のためだけに購入する必要はないですが、今後Pythonの理解を深めていきたいという人には非常におすすめです。
なお、時間がない人は出題比率が高い3~5章、8章、10章を重点的に学ぶと効率的です。
試験の感想
試験の結果は825点/1000点でした。

試験開始から終了までの時間は、見直しも含めて約25分くらいでした。
難易度は、感覚的にはDIVE INTO EXAM模試<本試験<PRIME STUDY模試だと思います。
ひっかけ問題等もほとんどなく素直な問題が多いので、きちんと対策をすれば必ず合格できる試験だと感じました。
おわりに
Pythonの基本文法をきちんと理解するいいきっかけになるので、受ける価値は十分にある試験だと思います。
次はPython3エンジニア認定データ分析試験にチャレンジしてみたいと思います。
(2021年3月追記)Python3エンジニア認定データ分析試験に合格しました。
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